日本の刑事裁判史上初めて無罪の推定をうけることができる被告人が出現した。
しかしそれは外国人であり、しかも国外脱出という稀有の出来事の結果であった。
詳細は投稿の【事実の概要１から５】を見てください。
陰謀
ゴーンは突然逮捕された。しかしこれを彼が陰謀と知るにはあまり時間は要らなかった。それは逮捕直後にフランス大使からもたらされた驚愕の事実であった。陰謀をフランス要人が知っているのだからフランス国民も知ってて当然である。この道理を日本のマスコミは全く理解していない。マスメディアが日本国民に真実を伝えず、日本国民を井の中の蛙にしている。
フランス国民はさぞかし日本国民を何と傲慢無知かと誤解していると思う。陰謀は当初から公然と報道されている。国外で静養中のケリーを日産幹部と検察が協同で日本に呼び罠に嵌めたと報道されていた。
詳細は投稿の【陰謀】を見てください。
司法取引
日本の司法取引法はその構造が既に違法犯罪である。従って、検察官は司法取引の証拠開示に抵抗し、事情を理解する裁判官がそれを容認する。かくして検察官・裁判官の馴れ合い刑事裁判が行われる。これらを一切日本の報道機関は国民に知らせない。この結果が逮捕起訴以来1年2か月もの間、第一回公判期日が開かれないという異常事態となっている。人質司法に失敗した検察官と裁判官は、裁判を無限に引き延ばす無限裁判の手法に出た。日本では冤罪事件は判決が確定するまで１０年以上はザラである。（甲山事件は２５年）
詳細は投稿の【司法取引】を見てください。
反文理解釈
日本語を日本語として正しく理解することを文理解釈という。高校生程度の日本人が持つリタラシーである。これに反する違法解釈を検察官・裁判官・弁護士が実務で行っているが日本では隠蔽され続けている。正確に言えば一部の学者もそうであるが、報道記者らは権威主義に漬かり、自分より上位と思っている者(司法試験合格者。昔では高文試験。高偏差値大学出身者。）の腐敗・隠蔽を見抜けない。結局、報道しないことは存在しないことと国民は受け止めている。権威者らは黙っていても下流学者と瓦版記者が権威を維持してくれる。徹底した学歴権威主義社会である。
詳細は投稿の【反文理解釈】を見てください。
冤罪は国家公務員の犯罪である。
官尊民卑思想の明治政権以来、官主主義は全く変化していない。それが絶え間ない冤罪発生現象の本質である。日本国民の冤罪被害者に対する鈍感は想像を超えたものがある。すべて官主主義が作り出してきた「おかみ」の無謬性神話と権威主義の「賜物」と言える。２１世紀の現代社会において、このような実相にある国家が世界の文明先進国に劣後していることを国民は本当に知っているのだろうか。大量消費社会を実現しても貧弱貧困な精神社会は文明国でもなんでもなく、法治国とは看板だけの羊頭狗肉国家である。
詳細は投稿の【論説(冤罪基本論)】を見てください。
詳細は投稿の【論説(冤罪類型論)】を見てください。
報道機関・学問研究機関の冤罪共犯性
国民が冤罪に鈍感なことは、教育と報道の結果である。国民の大多数は膨大な量の冤罪が産生されてきた事実、今でも産生されている事実を知らされていないから知らない。明らかな冤罪であるゴーン事件を冤罪と正面切って発言する専門家は郷原信郎弁護士を除いて知らない。これが何万人も弁護士のいる国か、言論の自由や個人的人権が保障された国かと心底思う。
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